Book＆Coffee coyomi
なめらかで角のない飲みやすさが特徴！

一日中ずっと耳を占領していた町の喧噪。
騒々しさをかき消したくて車を走らせる。
ふと立ち寄った浜辺で耳に入るのは波と風の音。
陽が落ちて空が茜色から紫紺に移っていく。
途中で購入した珈琲のいい香りが鼻をくすぐる。
波のゆらぎとともに風が体をすり抜けて頭の中にあったが靄かき消されていく。
珈琲の仄かな熱と香りが心をあたためてくれた。